レンタルサーバーExpressWebを使ってみた感想
レンタルサーバーの多くには料金プランがあり、プランによって条件や値段が変わったりする。
しかし、ExpressWebにはそれがない。
月額250円(税抜)で借りることができ、ディスク容量30G、マルチドメイン無制限、CGI/PHP対応、データベース3個というのが主な内容だ。
そして一番の特徴はwindowsサーバーだということ。
ぼくも正直なところあまりよく分かっていないが、一般的なレンタルサーバーがではLinuxという仕組みを使っているようだ。
ExpressWebでは、そのLinuxに変わり、windowsサーバーの仕組みを用いているという事になる。
実際何が違うかというと、普通にhtmlサイトを公開する分には全く違いはない。
CGI/PHPなどのプログラムを使うとLinuxではパーミッションで権限を設定したりするが、windowsサーバーではそのパーミッションがないという事。
ぼくがプログラムを使ってみた感じだが基本的にはパーミッションについては考えなくても動く感じだった。ただ、権限はExpressWebの管理画面上で設定することができる。
ExpressWebは同価格帯のレンタルサーバーと比較すると高機能
それでは実体験に基づく使用感について。
前述したとおり、プログラムを使う際に若干難がある。
ワードプレスをインストールして使ってもいるが、これも何の問題もなく使えている。
ただ、windowsサーバーだと、万が一何らかの問題が発生した時に、対処法を解説している記事を探してもなかなか見つからないのが困った。
ぼくは「XML Sitemap Generator」というプラグインを使うときに、うまく動かなかったのでいろいろ調べる羽目になったのだが、情報不足で結局解決できなかった。
それでもこのプラグインを諦めれば済むことなので気にしないようにはしている。
他の観点からみると使用感はとても快適だ。
某サーバーのようにワードプレスを使うと管理画面が重くてストレスになるという事もなく、サイトの表示も早く快適である。
同価格帯のレンタルサーバーに比較するととても素晴らしい。
ただし、転送量には注意が必要。
ぼくの場合、幸運にもExpressWebにおいていたサイトにたくさんのアクセスが集まるようになってきたが、転送量が限度量を超えることになり表示が制限されてしまった。
その転送量は月間30Gまで。
しばらくは月末になると30Gに達し、サイトが表示されなくなるという状態で使っていたが、オプションで転送量を追加できるようなので追加して使っている。
転送量増加のオプションは、3か月間+30Gで追加料金が900円(税抜)という内容。
1か月あたり+300円だ。
これではせっかく月額250円という低価格で使えるというメリットが薄まってしまう。
転送量が上限に達しそうになってくると予めメールで教えてくれるのは良心的か。
逆を言えば転送量追加のオプションを使えば、サーバー会社から一方的に制限をかけられるという事はないのかも知れない。
それでもしかたないので使ってはいるがね。
まとめ
アクセスをたくさん集める大型サイトでなければこのExpressWebは結構おすすめ。
ただし、ワードプレス初心者の方には万が一何か問題があった時、対処方がなかなか見つからないかもよと言っておく。
それでもこの高機能さでこの安さというのは素晴らしい。
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